デンマークはトイレ? トアレト?

旅の指さし会話帳デンマーク・著者の鈴木雅子です。

トイレはデンマーク語では「toilet」。多くの国で見られるこの「toilet」という単語は、発音はいろいろありますが、もとはフランス語「toilette」に由来します。英語にはフランス語から伝わっています。(ただし当初の意味は、フランス語も英語も、トイレとは全く別もの、「(小さい)布」を意味していました。)

さて、現代デンマーク語では英語式のスペルですが、発音はフランス語式「トアレト」となります。(ややこしいですね;)

デンマークはトイレ? トアレト?
デンマークはトイレ? トアレト?
「toilet」が一般的な表現ですが、「wc」も見かけます。英語の「water closet」に由来しますが、デンマーク語では「ヴィースィー」と読みます。
そのほかにも、トイレを意味する表現はスラングを含めて諸々あるのですが、フランス語、ドイツ語などを起源としており、デンマーク語本来の表現は見当たりません。言葉がないのはその意味するもの(トイレ)がなかったためだと思われます。トイレはヨーロッパ大陸、主にフランスからデンマークに伝わったのかもしれません。

ところで、トイレに行く際、「お手洗いに」「お化粧室に」と、直接的な表現を避けることがあります。
いわゆる婉曲表現です。
英語でも「bathroom」という言葉が使われますが、デンマーク語ではトイレに行くことを意味して「バスルームへ」という表現は使われません。
トイレに限らず、デンマーク語ではものごとをストレートに表現することが一般的です。
デンマークはトイレ? トアレト?

なお、コペンハーゲンのローゼンボー城は、王室コレクションが飾られている観光ポイントとなっていますが、ここにクリスチャン4世の「秘密の部屋」(=トイレ)があります。
いろんな方が撮影した写真が、
「toilet rosenborg」
で検索すると見つかります。
是非「秘密の部屋」を覗いて見てください!


旅の指さし会話帳31デンマーク(デンマーク語)

旅の指さし会話帳31デンマーク(デンマーク語)

著者:鈴木雅子
イラスト:織戸マキ
サイズ:A5並製

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