ポーランド、自転車で走る街の楽しさ

「旅の指さし会話帳ポーランド」著者の岡崎貴子です。

 

旅の指さし会話帳58ポーランド サイクリングjazda rowerem

年々広がりつつある「自転車の5月(Rowerowy Maj )」キャンペーン。

子供たちが「車輪のついたもの」で通うとなると、それに付き合うことになるのが親たちです。というのは、多くの学校で小学4年生までは基本的には送り迎えが必須とされているからです。

ポーランドの小学校では、日本の学童保育のようなものが朝7時から夕方17時半まであるので、保護者たちはたいてい自身の出勤時間に合わせて子供の送り迎えをし、子供たちは授業の始まりまでそこで過ごします。

送り迎えの担当は父であったり、母であったり様々で、男女ともに仕事を持ちながらそれぞれの家庭事情に合わせて子育てを楽しんでいます。

いつもは車で送迎している親たちも「自転車の5月」の期間は、子供と一緒に自転車に乗ったり、インラインスケートで滑ったりすることになります。

こうして5月の街は沢山の自転車が走り、そうなると子育てに全く関係のない世代の人たちも子供たちの安全を守るため、自動車の運転手たちもこれまで以上に注意を払い、こうして社会全体が温かい目でこれからの将来大人になる大切な子供たちを守っていくことになり、子供たちもこうした経験から社会のルールを知っていきます。

まだまだ歴史の浅いキャンペーンですが、すでに5月の風物詩となり、子供たちは毎日車輪の付いたもので学校に来た証として、スタンプやシールをもらい、一ヶ月間にそれらをためて沢山集めた人は表彰されたり、たのしい賞ももらうのを楽しみにしたりして、、すっかり定着してきている様子です。

 

1年でももっとも気持ちのよい月とも言われる5月にポーランドを訪れる方は是非、ちびっ子たちが自転車などで元気よく走り回る姿、そしてそれと一緒に楽しそうに走る大人を見たときはRowerowy Maj 自転車の5月であることを思い出してくださいね。

ちなみに、ポーランドでは近年歩道の横に自転車道がどんどん整備されていて、貸し自転車の数も増えています。首都ワルシャワであればそこらじゅうで貸し自転車のスポットを見つけることが出来ます。

 

rowerowy maj で画像検索すると、自転車があふれる学校の写真や、シールを集めて喜んでいる子供の写真などが見つかります。こちらもぜひ見てみてください!

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前回投稿:ポーランド「自転車の5月」とは? >>


旅の指さし会話帳58ポーランド(ポーランド語)

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著者::岡崎貴子
イラスト:北島志織
サイズ:A5並製

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